車の買取・手放し方
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珍しい車だから高く売れるとは限らない|グレードや仕様まで確認した3台の買取事例
古い車や、生産が終了して見かける機会が少なくなった車について、
「珍しい車だから高く売れるのでは?」
と思われることがあります。
佐渡で走っている台数が少ない車であれば、なおさら珍しく感じるかもしれません。
ただ、佐渡で見かける台数が少ないことと、中古車市場で需要があることは同じではありません。
また、同じ車種でも型式やグレード、仕様などによって、中古車市場での需要や相場が異なる場合があります。
今回は、実際に買い取らせていただいた3台を例に、古い車のグレードや仕様をどのように確認しているのかをご紹介します。
同じ車種でも、グレードや仕様によって違うことがあります
車を査定するとき、年式や走行距離は大切な確認項目です。
しかし、それだけでは分からないこともあります。
同じ車種でも、型式や前期・後期、グレード、搭載されているエンジン、AT・MTといったミッション、2WD・4WDなどの駆動方式が異なることがあります。
こうした違いによって、中古車市場での需要や相場が異なる場合があります。
当店では中古車の「お探し依頼」で、普段からオートオークションの相場や取引状況を確認しながら中古車を仕入れています。
買取査定でも、「この車種だから」と一括りにするのではなく、その車の型式やグレード、仕様などを確認し、実際の車両状態とあわせて査定します。
車の年式や走行距離と中古車市場での需要の関係については、「車の価値は年式・走行距離だけでは決まらない|中古車の『需要』と相場」でも詳しくご紹介しています。
平成10年式・20万kmのカローラGT
一台目は、平成10年式のカローラGTです。
型式はGF-AE111、走行距離は約200,000km、4ATの車でした。
年式と走行距離だけを見ると、長い年月が経過し、20万kmを走ったカローラです。
一方、この車はGTというグレードでした。
また、エンジンオイル交換などのメンテナンスもしっかり行われていた車でした。
査定では「平成10年式のカローラ」「20万km」という数字だけを見るのではなく、型式やグレード、エンジンの仕様、実際の車両状態などを確認しました。
同じカローラでも、グレードによってエンジンなどの仕様が異なります。
車種名と年式、走行距離だけでは、その車がどのような仕様なのかまでは分かりません。
シルバーからブルーへ全塗装されていたヴィッツRSターボ
二台目は、初代ヴィッツRSターボです。
この車も「ヴィッツ」という車種名だけでなく、RSターボというグレード・仕様まで確認しました。
一方、この車はシルバーからブルーへ全塗装されていました。
珍しいグレードや仕様であることと、実際の車両がどのような状態なのかは別に確認する必要があります。
「RSターボだから」という理由だけで判断するのではなく、グレードや仕様とあわせて、シルバーからブルーへ全塗装されていたことなど、実際の車両の状態や履歴も確認して査定しました。
サビ・腐食が見られたステラRSスーパーチャージャー
三台目は、ステラRSスーパーチャージャーです。
こちらも、単に「ステラ」という車種名だけを見るのではなく、RSスーパーチャージャーというグレード・仕様まで確認した車です。
一方で、外装から下回りにわたってサビや腐食が見られました。
珍しい仕様だからといって、こうした車両状態を見なくてよいわけではありません。
RSスーパーチャージャーという仕様と、実際に確認できたサビや腐食などの状態をそれぞれ確認したうえで査定しました。
インターネットで見つけた情報が、そのまま自分の車に当てはまるとは限りません
珍しい車や生産が終了した車について調べると、インターネットで高い販売価格が付いている車や、高額な買取事例として紹介されている情報を見かけることがあります。
また、「このグレードは珍しい」「この仕様は人気がある」といった情報が見つかることもあります。
こうした情報は、ご自身の車について調べるうえで参考になるものです。
ただし、そこで紹介されている一台と、ご自身の車が同じ条件とは限りません。
同じ車種でも、型式や年式、グレード、仕様、走行距離、車両状態などが違います。
また、インターネットに掲載されている中古車の販売価格と、車を売却するときの買取価格も同じものではありません。
オートオークションの成約相場と実際の買取価格の違いについては、「オークションの落札価格=車の買取価格ではない|佐渡から車を流通させる経費」で詳しくご説明しています。
インターネットの情報を参考にするときも、一つの価格や事例だけでなく、ご自身の車と条件が同じかどうかを確認することが大切です。
車種名や「珍しい」という印象だけで価値を決めつけない
カローラGTでは、型式やグレード、エンジンの仕様まで確認しました。
ヴィッツでは、RSターボという仕様だけでなく、シルバーからブルーへ全塗装されていたことも確認しました。
ステラでは、RSスーパーチャージャーという仕様と、外装や下回りに見られたサビ・腐食の両方を確認しました。
珍しいグレードや仕様であることは査定で確認する材料の一つですが、それだけで買取価格が決まるわけではありません。
反対に、年式が古い、走行距離が多いという理由だけで、その車の仕様を確認せずに判断するものでもありません。
「佐渡ではあまり見かけない」「生産が終了している」「珍しいグレードらしい」といった一つの情報だけで、ご自身の車の価値を決めつける必要はありません。
型式やグレード、仕様、実際の車両状態、その時点の相場や取引状況などを確認しながら、一台ずつ査定しています。
古い車の査定については、「古い車の査定、どこまで期待していい?」でも詳しくご紹介しています。




