お探し依頼
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希望条件が多い中古車探し|何を残して、何を広げる?
中古車を探すとき、
「4WDがいい」
「この装備は欲しい」
「この色は避けたい」
「予算はここまで」
と、希望条件が増えていくことがあります。
条件が多くなると、
「そんなに条件を付けたら見つからないのでは?」
と思われるかもしれません。
当店では、希望条件が多いという理由だけで、最初から条件を削って探すことはしていません。
希望する条件は、まずそのままお聞かせください。
そのうえで、過去の相場情報や直近の出品状況を確認し、その条件と予算で現実的に探せるのかを一緒に考えます。
当店のお探し依頼は、「良い車があれば買おうかな」という段階で車を探しておくサービスではありません。
中古車を購入することを決めた方から希望条件を伺い、そのオーダーをいただいてから探し始める販売方法です。
条件に合う車がその日に見つからなければ、次の候補を探していきます。
まず確認するのは、条件と予算が現実的かどうか
希望条件をできるだけ残すといっても、どんな条件でもそのままお受けできるわけではありません。
最初に確認するのが、中古車の相場です。
例えば、カーセンサーなどで全国の中古車を検索して、一番安く掲載されている車を基準に、
「このくらいの予算で探したい」
と考えることもあると思います。
ただ、全国で一番安く掲載されている一台と、実際に条件を指定して探す場合の相場が同じとは限りません。
年式、走行距離、グレード、駆動方式、装備、車両状態などによって価格は変わります。
大切なのは、予算の金額が高いか安いかではありません。
希望する年式・走行距離・グレード・駆動方式・装備などに対して、その予算で現実的に探せるかどうかです。
そのため当店では、相場と予算に大きな差がある場合、そのまま無理に探し始めるのではなく、まず過去の相場情報などを確認して、そのことをお客様へお伝えします。
装備などの条件は、過去の情報や直近の出品状況から考える
希望する装備が多い場合も、感覚だけで、
「その条件では難しいですね」
とは決めません。
過去の情報や直近の出品状況を確認すると、その条件に近い車がどのくらい出てきているのかを考える材料になります。
例えば、
「過去の情報や直近の出品状況を見ると、この条件なら今後2週間ほどで、どのくらい候補が出てきそうか」
といった見通しも考えながら、お客様と相談します。
もちろん中古車なので、今までと同じように車が出品されるとは限りません。
それでも、
ほとんど出てこない条件なのか。
時間をかければ探せそうな条件なのか。
を考える材料にはなります。
現実的に探せる可能性があるなら、最初から希望条件を削るのではなく、まずはその条件で探し始めます。
一方、希望条件を多く残すほど、条件に合う一台が見つかるまで時間がかかる場合があります。
「条件をできるだけ残したい」のか、「いつまでに必要」という時期を優先したいのか。
それによっても探し方は変わります。
納車時期を優先する場合には、どの条件なら範囲を広げられるのかを相談することもあります。
今日なければ、明日も探す
当店の中古車販売は、店頭に並んでいる在庫車の中から選んでいただく方法とは少し違います。
お客様からオーダーをいただいてから、その条件に合う中古車を探し始めます。
そのため、今日のオークションに条件に合う車がなければ、そこで終わりではありません。
今日なければ、明日も探します。
条件に合う車が出品され、入札しても、他社に落札されることもあります。
その場合も、改めて次の一台を探します。
基本的には、最初にお客様と確認した予算を基準に探していきます。
私が中古車探しを教わったときにも、「今日なければ、また次を探す」という姿勢がお探し専門店には大切だと教わりました。
店頭にある車から選ぶのではなく、購入することを決めたお客様から希望条件を伺い、その条件に合う車を探し始める。
これが、当店の「お探し依頼」という中古車の買い方です。
状態が良いことが期待できる一台なら、予算について相談することもあります
基本は、最初にお客様と確認した予算を基準に探します。
ただし、出品表の内容を確認した段階で、状態が良いことが期待でき、仕入れ候補として魅力があると判断する車が出てくることがあります。
こうした車は、オークションで複数社が競り合うことも考えられます。
その場合でも、当店の判断だけで予算の上限を広げて入札することはありません。
入札前に、
「お探しのご予算は○○万円でしたが、この車は競り合う可能性があります。もし最後に競り合った場合、あと○万円くらいまで追加になっても大丈夫ですか?」
とお客様へ確認します。
その車なら少し予算を広げても欲しいのか。
それとも、最初に決めた予算を超えるなら次の車を待つのか。
それを決めるのはお客様です。
当店は、事前に了承いただいた範囲の中で入札します。
実例|約6か月探したムーヴキャンバス
実際に当店でお探ししたムーヴキャンバスでは、条件に合う一台が見つかるまで約6か月かかりました。
このお客様には、いくつかの希望条件がありました。
その中でも、
2トーンカラーはNG。
ハロゲンヘッドライト。
フォグランプ付き。
この3つは、絶対に外せない条件でした。
条件に合う車はなかなか見つかりませんでしたが、時間がかかっているという理由だけで、この3つを外して別の車をすすめることはしませんでした。
一方で、6か月間まったく条件を変えずに待ち続けたわけでもありません。
探していく中で、
「ボディカラーについては、もう少し許容できる範囲を広げられないか」
とお客様へ相談しました。
絶対に外せない条件はそのままにして、お客様に納得していただいたうえで、探すボディカラーの範囲を広げました。
その後、条件に合う一台がJU福井に出品されました。
平成28年式、4WD、走行43,000km、修復歴なし、オークション評価4点のムーヴキャンバスです。
条件に合っていたからといって、すぐに仕入れを決めたわけではありません。
当店から離れた会場の車両だったため、現地で車両を確認してもらったうえで仕入れました。
結果として、
2トーンカラーはNG。
ハロゲンヘッドライト。
フォグランプ付き。
という最初からの絶対条件は残すことができました。
途中で広げたのは、お客様と相談したボディカラーの許容範囲です。
もし最初から条件を削っていれば、もっと早く別の一台が見つかったかもしれません。
しかし、早く見つけることだけが中古車探しの目的ではありません。
今回のお客様にとって外せない条件を残したうえで、納得できる一台を探すことを優先しました。
何を残して、何を広げるかは人によって違います
中古車探しで希望条件が多いからといって、
「どの条件から諦めればいいのだろう」
と最初から考える必要はありません。
まず、その希望条件と予算で現実的に探せるのかを確認します。
探せる可能性があるなら、できるだけ条件を残したまま、まず探してみる。
それでもなかなか見つからなければ、
何が絶対に外せないのか。
どこなら少し範囲を広げてもいいのか。
を改めてお客様と一緒に考えます。
今回のムーヴキャンバスでは、装備などの絶対条件は残し、ボディカラーの範囲を広げました。
別のお客様なら、残す条件も広げられる条件も違います。
当店のお探し依頼は、購入することを決めた方からオーダーをいただき、その条件に合う中古車を探していく販売方法です。
今日なければ、明日も探す。
他社に落札されたら、また次を探す。
そして必要になったときには、何を残し、何なら広げられるのかをお客様と相談する。
希望条件が多いからといって最初から削るのではなく、できるだけ希望を残したところから中古車探しを始める。
それが、当店のお探し依頼で大切にしている考え方です。

