車の買取
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佐渡で車を査定すると買取価格はどう決まる?|当店が「今の相場」を調べる理由
車の査定を受けたとき、
「まだ普通に乗れるのに、思っていたより安かった」
「自分ではきれいに乗ってきたつもりなのに、なぜこの金額なのだろう」
と感じることがあるかもしれません。
車の買取価格は、年式や走行距離だけで決まるものではありません。
当店では、
①実際の車両状態を確認する
②全国の中古車市場で同じような車の成約相場を確認する
③その時点で当店が責任を持って買い取れる金額を考える
という流れで査定価格を判断しています。
では、なぜ佐渡にある車を査定するのに、全国の中古車市場を見るのでしょうか。
真野自動車整備では約10年間、オートオークションを利用して全国各地の中古車を探し、仕入れ、買取・下取りした車を出品してきました。
中古車を仕入れる側として全国の車を見てきた経験は、買取査定をするときの車両状態の見方にもつながっています。
今回は、当店が車を査定するときに何を確認し、なぜ「今の中古車相場」を調べているのかをご説明します。
当店の査定は「佐渡の中だけ」で比べていません
佐渡で長く車を扱っていると、地域でよく見かける車両状態があります。
特に違いを感じるのが、下回りのサビや腐食です。
佐渡は塩害の影響を受けやすい地域です。
大切に使用されてきた車でも、使用環境などによって下回りにサビや腐食が発生することがあります。
これは、佐渡で使われてきた車の管理が悪いという意味ではありません。
一方、当店が全国のオートオークションから中古車を探してきた中では、10年程度経過した車でも、下回りのサビが少ない車は多くあります。
4WD車でも同じです。
外装についても、年数が経過していても塗装の艶がしっかり残っている車があります。
車内の状態にも違いがあります。
つまり、同じ年式や走行距離の車であっても、全国の中古車市場に流通している車と比較すると、車両状態にはかなりの違いがあります。
そのため当店では、
「佐渡ではこのくらい普通」
という地域だけの感覚で査定するのではなく、一台ずつ実際の車両状態を確認しています。
下回りのサビや腐食も確認して中古車を探しています
ここは、当店の中古車販売と買取査定がつながっている部分です。
当店では、お客様から中古車のお探し依頼をいただくと、全国のオートオークションから条件に合う車を探します。
その際、価格や年式、走行距離、装備だけで車を選んでいるわけではありません。
下回りの状態も確認します。
下回りにサビや腐食が多く見られる車は、基本的に仕入れ候補から外しています。
そのため、全国から車を探していると、
「10年程度経過した4WDでも、これだけ下回りのサビが少ない車がある」
「同じ年式でも、外装の艶がこれだけ違う」
ということを実際の中古車で見ることになります。
そして条件に合う車を落札し、佐渡へ到着したあとにお客様へ実際の車を見ていただくと、
「とてもきれいですね」
と言っていただくことも多くあります。
特別に状態の良い一台だけを見て判断しているわけではありません。
約10年間、全国から中古車を探し、仕入れてきた中で、多くの車を比較してきた経験があります。
仕入れるときと、査定するときで車の見方を変えない
中古車を仕入れるときに確認している車両状態と、買取査定するときに確認する車両状態は、別のものではありません。
仕入れるときには全国の中古車を比較して、
「このサビや腐食の状態なら仕入れ候補から外そう」
と判断しているのに、買取査定をするときだけ、
「佐渡ではこのくらい普通だから」
と車の見方を変えることはできません。
一方で、
「佐渡で使われていた車だから査定価格を一律に下げる」
ということでもありません。
サビが少なければ、その状態を確認します。
サビや腐食があれば、その程度を確認します。
外装や内装についても同じです。
その車が佐渡で使われてきたという理由だけで判断するのではなく、実際の状態を一台ずつ確認します。
地域で査定するのではなく、一台一台の車を査定する。
そのうえで、全国の中古車市場に流通している同じような車と比較したときに、どのような状態なのかを考えます。
車の状態だけで買取価格が決まるわけではありません
ここまで読むと、
「それなら、サビがなくて外装もきれいな車ほど高くなるのでは?」
と思われるかもしれません。
もちろん、車両状態は査定の重要な要素です。
しかし、車両状態だけで中古車の市場価値が決まるわけではありません。
第1回の記事でご紹介した、トヨタ・ウィッシュの下取りが一つの例です。
このウィッシュはパールホワイトで、塗装の剥がれがあり、外装にも多数のスリ傷がありました。
外装状態だけを見れば、条件の良い中古車とはいえませんでした。
それでも実際のオートオークション市場では需要があり、価格が付く車でした。
つまり査定では、
実際の車両状態を確認すること
と、
その車が中古車市場でどのように評価されているのかを確認すること
の両方が必要になります。
なぜ外装状態が良くない車でも市場で評価されることがあるのか。
これは次回、国内での需要や海外への輸出需要なども含めて詳しくご説明します。
当店では実際のオートオークション成約相場を確認します
車両状態を確認したうえで、当店がもう一つ確認しているのが現在の中古車相場です。
当店では、実際のオートオークションで、同じような中古車がどのくらいの金額で取引されているのかという成約相場を確認しています。
同じ車種でも、
年式、走行距離、グレード、駆動方式、装備、車両状態などによって相場は違います。
さらに、その時点で中古車市場からどの程度需要があるのかによっても変わります。
中古車相場は、ずっと同じではありません。
「以前このくらいだったから、今も同じ」
「知人が数年前にこの金額で売ったから、自分の車も同じ」
とは限りません。
そのため、当店では査定する時点の成約相場を確認します。
ただし、過去に同じような車がその金額で取引されていたからといって、今回査定した車が将来同じ金額で売れるとは限りません。
車には一台ごとの違いがあり、市場も変動します。
成約相場は、現在の市場価値を判断するための材料の一つとして確認しています。
「まだ乗れる車」と「市場で高く評価される車」は同じとは限りません
長く大切に使用してきた車であれば、
「まだ問題なく走る」
「自分ではきれいに乗ってきた」
「まだ十分使える」
と感じるのは自然なことだと思います。
一方で、大切に使用されてきたことと、中古車市場での評価は、必ずしも同じ尺度ではありません。
中古車市場には、全国各地から多くの車が集まります。
同じ年式でも、下回りのサビが少ない車、外装の艶が残っている車、走行距離の少ない車など、さまざまな状態の中古車があります。
さらに、車種ごとの需要によっても市場価値は変わります。
そのため、
「まだ十分乗れる車」と「中古車市場で高く評価される車」は、必ずしも同じではありません。
査定価格が事前に想像されていた金額より低くなることもあります。
だからこそ当店では、感覚だけで価格を決めるのではなく、実際の車両状態と、その時点の中古車市場での成約相場を確認しています。
現車を見ていない金額と、実際の査定価格は前提が違う場合があります
査定の際、
「別のお店に問い合わせたら、もっと高い金額を言われました」
と伺うことがあります。
そのような場合に確認したいのが、その金額が実際に車を確認したうえで提示された査定価格なのかということです。
電話やオンラインなどで、車種、年式、走行距離などを伝えた段階で提示された金額と、実際に現車を確認した後の査定価格では、前提条件が異なる場合があります。
現車を確認しなければ、外装や内装の状態、下回りのサビや腐食など、分からないことがあります。
また、佐渡にある車を島外へ流通させる場合には海上輸送の工程も必要です。
問い合わせ段階で提示された金額に、車両状態や佐渡からの輸送条件などがどこまで反映されているのかは、当店では分かりません。
さらに、買取価格の考え方そのものも会社によって異なります。
販売・流通経路や、その時点での仕入れ方針などによっても、提示される買取価格が異なることがあります。
そのため、同じ車を複数のお店で査定しても、すべて同じ金額になるとは限りません。
それは必ずしも、どちらかの査定が正しく、どちらかが間違っているということではありません。
当店では、原則として現車を確認したうえで査定価格をお伝えしています。
他店の査定価格と比較していただいて構いません
車を少しでも高く売りたい場合には、複数のお店で査定を受け、それぞれの査定価格を比較する方法もあります。
当店でも、他店と査定価格を比較していただくことに問題はありません。
当店の査定価格の方が高くなることもあれば、他店の方が高くなることもあります。
買取価格の考え方や販売・流通経路、その時点での仕入れ方針などは会社によって異なるためです。
当店が目指しているのは、
どの車でも必ず他店より高い金額を付けることではありません。
実際の車両状態を確認する。
全国の中古車市場に流通している車と比較する。
現在のオートオークション成約相場を確認する。
そのうえで、
その車が今の中古車市場でどのように評価されているのかをできる限り正確に把握し、当店が責任を持って買い取れる金額をお客様へお伝えする。
これが当店の査定の基本です。
全国から中古車を仕入れてきた経験を、買取査定にも生かしています
第1回では、当店にとってオートオークションが、
中古車を仕入れる場所
であると同時に、
買取・下取りした車を次の中古車市場へ送り出す場所
でもあることをご説明しました。
当店では約10年間、そこで中古車を探し、仕入れ、出品してきました。
全国から中古車を仕入れてきたからこそ、同じような年式でも下回りのサビや腐食、外装の艶、車内の状態などに違いがあることを実際の車で見てきました。
そして現在も、お探し依頼などで中古車を探しながら相場を確認しています。
その経験を、車の買取査定にも生かしています。
地域で査定するのではなく、一台一台の車を見る。
そして、その車が現在の中古車市場でどのように評価されているのかを確認する。
そのうえで、当店が責任を持って買い取れる価格をお伝えしています。
では、なぜ外装状態の良くない車が市場で評価されたり、年式が古く走行距離の多い車でも価格が付いたりするのでしょうか。
次回は、
「古い・走行距離が多いだけでは決まらない中古車の価値」
をテーマに、国内での需要や海外への輸出需要など、車によって市場価値が変わる理由をご説明します。

