真野自動車整備の中古車選び
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予算内で希望条件をどう整理する?中古車探しの優先順位
中古車を探すとき、
「4WDがいい」
「できるだけ年式が新しい車がいい」
「走行距離は少ない方がいい」
「この色がいい」
「この装備も欲しい」
など、いろいろな希望が出てくると思います。
もちろん、最初から希望条件を減らす必要はありません。
当店では、まずお客様のご希望をすべてお聞きします。
そのうえで、実際のオークション相場なども確認しながら、**「何を妥協するか」ではなく、「何を優先するか」**を一緒に整理していきます。
今回は、中古車をお探しするとき、希望条件をどのように決めているのかをご紹介します。
① まずは希望条件を全部お聞きします
ご来店いただいた際には、最初にアンケートへご記入いただいています。
例えば、
車種
カラー
NGカラー
駆動方式
シフト方式
ご予算
などです。
そのアンケートをもとに、商談でさらに詳しいご希望を確認していきます。
年式や走行距離、必要な装備などについてもお聞きします。
この段階では、
「希望が多すぎるかな?」
と心配する必要はありません。
まずは、どんな車が欲しいのかを全部お聞かせください。
仮に、その条件ではご予算的に難しいと予想できる場合でも、途中で希望を減らすのではなく、まずはすべてお聞きします。
そのあと、実際のオークション相場などを確認しながら、ご予算についてご説明します。
当店の基準ではお探しすることが難しい場合には、その理由も含めてお話ししています。
② 「絶対に外せない条件」を確認します
希望条件をすべてお聞きしたら、次に、
「この条件だけは外せない」
というものを確認します。
当店では商談用のシートを使い、お客様と確認しながら一つずつ記入していきます。
例えば、
「4WDは絶対に必要」
「このカラーが第一希望」
「この色だけは避けたい」
「走行距離は○万km以下」
などです。
同じ車種を探す場合でも、何を大切にするかはお客様によって違います。
そのため、当店側だけで優先順位を決めるのではなく、お客様のお話を聞きながら、お探しする条件を整理していきます。
③ 年式と走行距離、どちらを優先しますか?
中古車探しでは、年式と走行距離について迷われる方もいらっしゃいます。
「できるだけ新しい車がいい」
という考え方もあれば、
「年式よりも走行距離が少ない車がいい」
という考え方もあります。
当店のお客様では、年式よりも走行距離を条件にされる方が多いです。
ただし、走行距離は少なければ少ないほど良い、と単純に考えているわけではありません。
車には、経過年数に応じた平均的な走行距離の考え方があります。
商談では、中古車査定に使われる資料なども見ていただきながら、経過年数と走行距離についてご説明しています。
そのうえで、
「平成○○年以上」
「走行距離○万km以下」
など、お客様と相談しながら具体的なお探し条件を決めていきます。
④ 一度決めた条件の範囲で探します
商談でお探し条件が決まったら、その条件をもとに全国のオークション会場から探します。
例えば、
4WD
走行距離30,000km以下
平成○○年以上
希望カラーは○○
○○色はNG
と決めたのであれば、基本的にはその条件の範囲で探します。
お客様が「30,000km以下」と決めたのに、
「35,000kmだけれど程度が良さそうだから」
という理由だけで、当店の判断で勝手に条件を広げることはありません。
年式についても同じです。
**「平成○○年以上」**と決めたのであれば、それがお探しする年式の基準になります。
最初の商談で条件を細かく確認しているのは、その後の車探しで判断がぶれないようにするためでもあります。
⑤ なかなか見つからないときは、もう一度相談します
中古車は新車と違い、希望した条件の車を注文して作ってもらうことはできません。
条件に合う中古車がオークションへ出品されるのを待つことになります。
そのため、条件によってはお探しに時間がかかることがあります。
基本的には最初に決めた条件で探しますが、なかなか条件に合う車が出てこない状態が続いた場合には、一度お客様へご相談します。
例えば、
「走行距離の条件を少し広げますか?」
「年式の範囲を少し広げますか?」
「カラーの候補を増やしますか?」
など、変更できる条件があるかを一緒に考えます。
もちろん、早く見つけるために当店の判断だけで条件を変更することはありません。
そのままの条件で待つのか。
一部の条件を変更して探し直すのか。
お客様と相談して決めます。
⑥ 使い方から車種をご提案することもあります
条件を変更することとは別に、車の使い方から別の車種をご提案することはあります。
実際に、
「ムーヴかミライース」
という条件でお探ししたお客様がいらっしゃいました。
お話を聞くと、車を使う目的の約9割が通勤で、乗るのもほぼお一人とのことでした。
そこで、ご予算の中でなるべく高年式の車を探すことも考えながら、車重が軽く、燃費の面でも通勤に向いているミライースをご提案しました。
最終的には、ご予算をできるだけ有効に使いながら、年式の条件も良いミライースの上位グレードを探しました。
これは、こちらの都合で希望条件を変えるということではありません。
「どんな使い方をするのか」「普段は何人で乗るのか」まで考えることで、別の選択肢が見えてくることもある。
その一例です。
⑦ ご予算の範囲で条件に合う車を探します
例えば、
「総額100万円〜120万円くらい」
というご予算であれば、その範囲を目安に条件に合う車を探します。
オークションでは、比較的安く落札できれば、総額がご予算の下限に近くなることもあります。
一方で、条件の良い車に数社が競り合えば落札価格が上がり、上限に近くなることもあります。
また、商談時にスタッドレスタイヤなどのご希望があれば、それも含めてご予算を考えます。
大切なのは、ご予算の上限まで使うことではなく、その範囲の中で、ご希望の条件に合う一台を探すこと。
当店では、ご予算と希望条件の両方を確認しながらお探ししています。
「何を妥協するか」ではなく、「何を優先するか」
中古車探しでは、希望条件が多いこと自体が問題なのではありません。
まずは、欲しい条件を全部お聞かせください。
そこから、絶対に外せない条件や、年式・走行距離・装備・カラーなどの優先順位を整理します。
条件が決まったら、その範囲で探す。
見つかるまで時間がかかるようであれば、もう一度相談する。
条件を変更する場合も、お客様と確認してから探し直します。
最初から何かをあきらめるのではなく、ご予算の中で何を優先するのかを考える。
その条件を一緒に決めてから一台を探すことを、当店では大切にしています。

