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佐渡で中古車を選ぶとき、下回りのサビ・腐食を確認する理由

中古車を探すとき、年式や走行距離、価格を気にする方は多いと思います。

当店でも、お客様と決めた年式や走行距離などの条件を確認しながら車を探しています。

ただ、佐渡でこれから乗る中古車を選ぶときに、当店が特に気をつけているところがあります。

それが、下回りのサビや腐食です。

私はこれまで22年間、佐渡で使われてきた車を見続けてきました。

また、買取査定や中古車オークションを通して、全国の車を見る機会もあります。

その経験から、走行距離が少ないから状態が良い、サビがあるから悪い、と簡単には判断できないと考えています。

今回は、佐渡で中古車を選ぶときに、なぜ当店が下回りを確認しているのかをご紹介します。

① オークションでは「S=サビ」「C=腐食」を分けて見ます

まず知っていただきたいのが、サビと腐食の違いです。

佐渡では、下回りがかさぶたのようになったり、パイ生地のように層になった状態を見ても、

「サビてきた」

と表現することが多いと思います。

中古車オークションの検査では、サビと腐食を分けて、

「S」=サビ
「C」=腐食

と表記します。

「S」は、表面の一部が茶色く変色しているような状態です。

一方、「C」はサビが進行し、かさぶたのようになったり、パイ生地のように層になったりした状態です。

一般の方から見ると、どちらも「サビている」と感じるかもしれません。

しかし、中古車を見るときには、「S」と「C」では状態の見方が変わってきます。

そのため当店では、単純にサビがあるか、ないかだけでは判断していません。

② 茶色い変色が一部にある程度なら、それだけで候補から外しません

中古車ですので、年数が経過すれば下回りに多少のサビが見られる車もあります。

例えば、下回りの一部が茶色く変色している程度の「S(サビ)」です。

当店では、このような表面的なサビが一部にあるだけで、その車を候補から外すことはありません。

ボルト類やマフラーなどにも、年数の経過によってサビが見られることがあります。

中古車の下回りを見て、少し茶色い部分があるだけで、

「サビているから、この車はやめた方がいいのでは?」

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、少し茶色く変色している程度の「S」と、腐食が進んだ「C」は分けて考える必要があります。

当店が確認しているのは、サビがあるかないかだけではなく、

どこに、どの程度出ているのか。
そして、腐食まで進んでいないか。

というところです。

そのため「少しでもサビがあればダメ」という見方はしていません。

反対に「この場所のサビなら大丈夫」と一律に決めることもしません。

画像で状態を確認し、判断できなければ現地下見を依頼して、実際の状態を確認しています。

③ 当店では下回りのフロアをよく確認します

当店が下回りを見るとき、特に確認しているところの一つがフロアの状態です。

これまで車を見てきた経験では、フロアの状態がきれいな車は、その他の下回り部品も比較的軽いサビ程度に収まっていることがあります。

そのため、オークション会場から下回りの画像が提供されている場合は、とても参考になります。

画像を確認した段階で、

「これは候補から外した方がよい」

と判断できることもあります。

一方、画像だけでは判断できない車もあります。

その場合は、現地で車を確認してもらう現地下見を依頼します。

実際に、現地下見をした結果、下回りの状態を理由に仕入れを見送ることは少なくありません。

④ 佐渡の車を長く見続けて感じること

私はこれまで、佐渡で使われてきた車を数多く見てきました。

また、買取査定や中古車オークションを通して、全国の車も見ています。

その中で実際に感じるのは、佐渡で長く使われてきた車は、全国の同じような年式の車と比べて、外装や下回りなどの経年劣化が目立つことがあるということです。

特に車齢が進むほど、その違いを感じることがあります。

もちろん、佐渡で使われてきた車がすべて同じ状態になるわけではありません。

保管場所や普段走っている道路、使用環境、防錆施工の有無などによって、同じ年式でも車の状態にはかなり差があります。

実際に、年数が経過していても状態の良い車はあります。

ただ、買取査定をするときにも、私は佐渡の中だけで車を比較しているわけではありません。

中古車オークションなどを通して全国の車も見ていますので、同じような年式や走行距離の車と比べたときの状態も査定に影響します。

だからこそ、これから佐渡で乗る中古車を全国から探すときには、年式や走行距離だけでなく、下回りを含めた車両状態を大切にしています。

⑤ 使われていた地域だけでは判断できません

全国から4WDを探していると、積雪地域や融雪剤が使われる地域で使用されてきた車も候補になります。

さらに、塩害と積雪の両方の影響を受けやすい地域で使われてきた車もあります。

ただし、

「雪国で使われていたからダメ」

と地域だけで判断することはできません。

本土で10年以上使われてきた4WDでも、下回りがきれいな車はあります。

だからこそ、どこの地域で使われてきた車なのかを参考にしながらも、最後は画像や現地下見で実際の状態を確認します。

どこの車かではなく、実際にどのような状態なのかを見る。

ここを大切にしています。

⑥ 状態を確認したうえで、下回りの防錆施工もご案内しています

当店でお探し依頼をいただいたお客様では、約8割の方が下回りの防錆施工を希望されています。

佐渡でこれから車を使うことを考えると、下回りの防錆施工は、やらないよりも施工しておいた方がよいと考えています。

ただし、防錆施工をするから下回りの状態を気にしなくてよい、ということではありません。

まず、中古車を探す段階で下回りの状態を確認する。

そのうえで、佐渡でこれから乗っていただくために防錆施工を考える。

当店では、この順番を大切にしています。

⑦ ご自身で下回りを見ても、判断するのは難しいと思います

中古車選びの記事では、

「購入前に下回りをのぞいて、サビを確認しましょう」

と書かれていることがあります。

もちろん、確認すること自体は悪いことではありません。

ただ、初めて中古車を購入する方が下回りを見ても、

「このサビなら大丈夫なのか」
「これは腐食なのか」
「どの程度までなら候補にしてよいのか」

を判断するのは難しいと思います。

比較する基準がないからです。

そのため、下回りをご自身で確認できるかどうかだけではなく、販売店がどのように車両状態を確認しているのかも、お店を選ぶときの一つのポイントだと思います。

当店の場合は、中古車オークション会場の検査員による車両検査情報を確認し、画像を確認し、それでも判断できなければ現地下見を依頼します。

そして最後は、それらの情報とこれまで車を見てきた経験を合わせて判断しています。

⑧ 走行距離とサビ、どちらか一つだけでは決めません

例えば、

「走行距離5万kmで下回りにサビがある車」

と、

「走行距離8万kmで下回りがきれいな車」

があったとします。

「それなら8万kmの方を選びます」

と単純に決めることはできません。

反対に、

「5万kmだからこちらです」

とも言えません。

年式、走行距離、価格、お客様のお探し条件、そして実際の車両状態。

それらを合わせて、候補にできる車なのかを判断します。

走行距離だけでも、サビの有無だけでも決めない。

オークションの検査情報や画像、必要に応じた現地下見、そしてこれまで車を見てきた経験を合わせて、一台一台を判断しています。

ここは、中古車をお探しするうえで当店を信用していただきたいところの一つです。

まとめ|佐渡で乗る中古車だからこそ、下回りまで確認します

中古車の下回りに少し茶色いサビがあるからといって、それだけで悪い車とは限りません。

大切なのは、表面的な「S(サビ)」なのか、「C(腐食)」まで進んでいるのか、そしてどこにどの程度出ているのかを確認することです。

また、走行距離が少ないから状態が良いとも限りません。

当店では、オークション会場の検査員による車両検査情報や画像を確認し、必要であれば現地下見を依頼します。

そして、年式、走行距離、価格、お客様のお探し条件と、実際の車両状態を合わせて判断します。

佐渡でこれから乗っていただく中古車だからこそ、目に見える外装だけではなく、普段はなかなか見えない下回りまで確認してから一台を選ぶ。

これまで佐渡の車と全国の中古車を見てきた経験を生かしながら判断することを、当店では大切にしています。

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