真野自動車整備の中古車選び
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中古車が佐渡に届いてから|納車前の外装仕上げ
オートオークションで落札した中古車が佐渡へ届くと、「もうすぐ納車できますか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、佐渡へ車が届いた時点では、まだ納車準備の途中です。
オートオークションに出品されている中古車の状態は、一台ずつ違います。
使用感がありながらも内外装がきれいな車もあれば、傷やへこみなどが見られる車もあります。
当店では、落札前に出品票や現地下見で状態を確認し、できるだけ状態の良い車を選んでいます。
それでも、状態の良い車を選ぶことと、そのまま納車できることは別です。
佐渡へ届いてからは、前点検や納車整備を行い、それらと並行しながら外装仕上げやルームクリーニングも進めていきます。
納車整備など通常の業務と並行して外装仕上げやルームクリーニングを進めており、これらを含む期間として通常1〜2週間ほどみています。
仕上げ作業だけを1〜2週間続けているという意味ではありません。
今回は、その中から当店で行っている「外装仕上げ」についてご紹介します。
状態の良い中古車でも、使用感はあります
当店では、中古車のお探し依頼を受けると、落札前に出品票を確認し、必要に応じてオークション会場で現地下見を行います。
できるだけ状態の良い車を選ぶことは、当店の中古車選びで大切にしていることの一つです。
ただし、中古車である以上、状態の良い車でも小さな傷や塗装面の使用感などが見られることがあります。
そのため当店では、佐渡へ届いた車をそのままお渡しするのではなく、実際の状態を見ながら納車に向けて外装を仕上げています。
すべての車に同じ作業をするわけではありません。
その車の状態を見て、必要な仕上げを判断する。
これが基本です。
佐渡へ届いた車を最初にどのように確認しているのかは、**「中古車が佐渡に届いたら|納車整備の前に行う『前点検』」**で詳しくご紹介しています。
磨く前に、ボディの状態を確認します
まず洗車を行います。
鉄粉の付着が見られる場合には、鉄粉除去剤や粘土を使用します。
中古車は一台ずつ塗装面や傷の状態が違うため、最初から同じように磨くわけではありません。
ボディの状態を確認し、必要な部分をマスキングして保護してから磨き作業に入ります。
すべての傷を消すことが目的ではありません
ボディの磨きには、COMPACT TOOLのダブルアクションポリッシャー「P-150GP」を使用しています。
コンパウンドも、このポリッシャーに合わせたものを使用しています。
ただし、ポリッシャーを使えば、すべての傷を消せるわけではありません。
磨くことで目立ちにくくできる傷もあれば、深く追わない方がよい傷もあります。
そのため、塗装面の状態を見ながら、もう少し磨くのか、ここで止めるのかを判断しています。
すべての傷をなくすことではなく、その車の塗装状態に合わせて仕上げることを大切にしています。
磨きが終わったら、残ったコンパウンドを水で洗い流します。
小さな傷や細かな部分も、状態を見ながら仕上げます
板金塗装をするほどではない小さな傷については、必要に応じて車両と同じカラーコードのタッチアップ塗料を使用します。
これも傷を完全に分からなくするためではなく、できる範囲で目立ちにくくするためのものです。
ドアミラーやドアハンドルなどの塗装部分も、状態に応じて磨きやタッチアップを行います。
未塗装樹脂部分に色あせが見られる場合には、部品の状態に応じて専用品を使用したり、塗装したりします。
ワイパーアームについても、状態や予算を見ながら交換または塗装を行います。
また、ドアを開けたところやステップ、給油口まわりなどに泥や苔などが残っていれば、ブラシなどを使って清掃します。
エンジンルームについては、過度に艶を出すような仕上げではなく、ほこりなどを取り除く程度としています。
ヘッドライトも、必要な車だけ仕上げます
ヘッドライトに黄ばみや曇りが見られる車については、状態を確認して必要に応じて仕上げを行います。
当店では状態に応じてKOVAXのシートを使い、
#360 → #600 → #800 → #1000 → #1500
と段階的に研磨し、最後にクリア塗装を行います。
すべての中古車に行う作業ではありません。
車の状態を見て、必要と判断した場合に行っています。
ホイールは、見えにくい内側まで洗浄します
ホイールは一度車から取り外し、専用の洗浄剤を使用してブレーキダストや鉄粉などを落としていきます。
見える外側だけではなく、普段は見えにくいホイールの内側も洗浄します。
アルミホイールだけでなく、スチールホイールも同様です。
下回りも洗浄します
ボディだけでなく、下回りも洗浄します。
下回りのさび止め塗装をご依頼いただいている場合は、さび止め塗装を行う前に下回りを洗浄します。
さび止め塗装を行わない車については、納車整備が終わったあとに下回りを洗浄しています。
下回りのさび止め塗装については、**「佐渡で長く車に乗るために|下回りさび止め塗装について」**で詳しくご紹介しています。
作業する順番は、いつも同じではありません
ここまで順番にご紹介しましたが、実際の納車準備が、いつもこの順番どおりに進むわけではありません。
前点検や納車整備、外装仕上げ、ルームクリーニングは、そのときの整備作業やリフトの使用状況などを見ながら、前後して進めています。
また、外装の磨き作業は、天候や湿度によって作業するタイミングを変えることもあります。
外装仕上げやルームクリーニングも、納車整備など通常の業務と並行しながら進めています。
納車前日に、もう一度仕上げます
納車前日には、もう一度洗車を行います。
その後、当店ではリスロンの「モリス」を使用してボディを仕上げ、翌日の納車まで車を工場内で保管します。
ここまでが、当店で行っている納車前の外装仕上げです。
佐渡に届いた時点では、まだ納車準備の途中です
当店では、落札前に車の状態を確認し、できるだけ状態の良い車を選んでいます。
そのうえで、佐渡へ届いてから一台ずつ状態を確認し、納車に向けた整備や仕上げを進めます。
いい車を落札し、さらに良い車に仕上げてお届けする。
これが、当店の中古車販売で大切にしている考え方です。
ただ、外装仕上げは、すべての傷を消して新車のようにするための作業ではありません。
磨くところ、深く追わないところ、タッチアップするところなど、その車の状態を見ながら判断しています。
そして、佐渡へ車が届いてから納車までに時間をいただいているのは、こうした作業を通常の業務と並行しながら進めているためです。
佐渡に車が届いた日が、納車準備のゴールではありません。
室内についても、外装とは別に納車前のルームクリーニングを行っています。
次の**「中古車が佐渡に届いてから|納車前のルームクリーニング」**では、シートやフロアマット、カーペット、内張りなど、室内をどのように仕上げているのかをご紹介します。

