真野自動車整備の中古車選び
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中古車の納車当日|整備内容から車の使い方までご説明します
車探しから始まり、現地下見、佐渡へ届いてからの前点検、納車整備、最後の試運転。
「これならお客様に渡せる」
と思えたら、いよいよ納車です。
納車というと、きれいになった車を見ていただき、鍵をお渡しして終わりというイメージがあるかもしれません。
当店では、納車の日にもう一つ大切にしていることがあります。
この車にどんな整備をしたのかをお伝えすること。そして、お客様が実際に使い始められるように車の操作をご説明することです。
今回は、真野自動車整備で中古車を納車するときに、どのような説明をしているのかをご紹介します。
① まずは書類の説明から始めます
お客様が来店されたら、まず書類の説明から始めます。
車検証や電子車検証の記録事項、取扱説明書、メンテナンスノート、特定整備記録簿などを一緒に確認します。
電子車検証になってからは、車検証だけでは分かりにくい部分もありますので、記録事項もあわせて説明します。
これからその車に乗っていくうえで必要になる書類です。
どれが何の書類なのか分からないままお渡しするのではなく、最初に一通り確認していただきます。
② 特定整備記録簿を見ながら、納車整備をご説明します
次に、納車までに行った整備について説明します。
ここでは特定整備記録簿を見ていただきながら、
どこを点検したのか
どの部品を交換したのか
どのような整備をしたのか
をお伝えします。
ただ、記録簿に書かれている部品名だけでは、車に詳しくない方には分かりにくいこともあります。
そこで、整備中に撮影した写真も一緒に見ていただきます。
交換前と交換後、ブレーキを分解した状態、作業中の様子などです。
下回りさび止め塗装を施工した車については、施工前と施工後の写真も見ていただきます。
実際の写真があると、
「ここを点検して、こう整備しました」
ということが、言葉だけよりも伝わりやすくなります。
③ 説明用の実物部品も用意しています
写真だけでなく、お客様への説明用として実際の自動車部品も保管しています。
例えば、
ブレーキパッド
固着したキャリパーピストン
脱臼したスタビライザリンク
破れたロアボールジョイントブーツ
などです。
これは、そのお客様の車から取り外した部品を毎回保管しているということではありません。
説明用として、状態の分かりやすい部品を用意しています。
車に詳しくない方に「ロアボールジョイントブーツを交換しました」とお伝えしても、どこの部品なのか分かりにくいと思います。
そこで実物を見ていただきながら、どのような部品なのか、なぜ交換したのかをご説明します。
整備士には当たり前の部品でも、お客様にとっては初めて聞く名前かもしれません。
できるだけ分かりやすくお伝えするために、写真や実物の部品を使っています。
④ 仕上がった車を一緒に確認します
書類と納車整備の説明が終わったら、実際の車を一緒に見ます。
お客様には納車整備に入る前にも一度、現車を確認していただいています。
その後、外装仕上げでポリッシャーをかけ、納車前日にはもう一度洗車してコーティングを施工しています。
現車確認の際に一度外装を見ていただいていますが、納車時には外装仕上げやコーティングを終えた状態を、もう一度一緒に確認します。
そして、操作説明へ進みます。
⑤ 中古車でも、操作説明は新車と変わりません
中古車だからといって、操作説明を簡単に済ませることはありません。
基本的には、新車を納車するときと同じように説明します。
例えば、
ナビ
ディスプレイオーディオ
Bluetooth
バックカメラ
ドライブレコーダー
ETC
スマートキー
各種スイッチ
などです。
最近の車は装備も増えています。
同じように見えるスイッチでも、以前乗っていた車とは使い方が違うことがあります。
せっかく付いている装備でも、使い方が分からなければ活用できません。
お客様が普段使うものを中心に、実際に操作しながら説明します。
⑥ 安全装備は、お客様に合わせて説明します
最近の車には、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、オートライト、アダプティブクルーズコントロールなど、さまざまな安全・運転支援装備があります。
すでに同じような装備を使った経験があるお客様には、確認程度で済ませることもあります。
一方、初めて使う装備であれば、操作方法を説明します。
すべてのお客様に同じ説明をするのではなく、
「この装備は使ったことがありますか?」
と確認しながら進めています。
⑦ 出発前に、運転できる状態に合わせます
説明が終わったら、実際にお客様が運転できる状態にします。
シート位置を合わせる。
ミラーを調整する。
必要な操作方法をもう一度確認する。
燃料の状態も確認する。
納車の日は、お客様にとって初めてその車を運転する日でもあります。
説明を聞いただけで終わるのではなく、実際に運転して帰れる状態まで確認してからお見送りします。
⑧ 納車したあとには、中古車1か月点検があります
車をお渡ししたら、それですべて終わりではありません。
中古車については、納車後に1か月点検のご案内をしています。
まずは1か月点検で、実際に乗り始めてからの状態を確認します。
エンジンオイルについては、次回の交換時期が分かるようにステッカーを貼っています。
その後も車検時期が近づけば、車検のご案内をお送りします。
⑨ ここまで整備しても、「絶対に何も起きない」とは言いません
これまでの記事で、車を探すところから、現地下見、落札後の試運転、前点検、部品交換、納車整備、そして整備後の試運転までご紹介してきました。
できる限りの確認と整備を行ってから、お客様へ車をお渡ししています。
それでも、納車のときにはお客様にお伝えしていることがあります。
「ここまでしましたが、中古車なので、毎日使っていると不具合が出るかもしれません。そのときはお知らせください。」
中古車ですから、この先何も起こらないと約束することはできません。
下見でも分からないことがあります。
前点検でも分からないことがあります。
部品を外して初めて分かることもあります。
そして、毎日使い始めてから症状が出ることもあります。
だからこそ、納車までにできることはできる限り確認し、必要な整備をする。
そして、納車後に何か気になることがあれば、お知らせいただく。
納車したら、それで終わりとは考えていません。
まとめ|納車は、その車を使い始める日です
納車の日は、車をお渡しするだけの日ではありません。
書類や納車整備の内容をご説明し、実際の車を一緒に確認する。そして、新車と同じように操作方法をご説明します。
中古車ですから、この先のことをすべて予測することはできません。
だからこそ、納車までにできることを行い、実際に乗り始めてからの状態も1か月点検で確認します。
納車は車探しの終わりであると同時に、お客様がその車を毎日使い始める日でもあります。
納車したあとも、車検や整備を通して、その車を見ていきたいと考えています。

